8つのがんセンターで働く看護師の仕事内容とは

がんセンターは、主にがんの専門的な治療や研究が行われるところです。そこで働く看護師の仕事を知っておきましょう。がんセンターでの看護師の仕事は、入院患者の看護はもちろんのこと、専門性の高い看護が必要とされます。そのため、より専門知識がある看護師が求められます。がんセンターの看護師の仕事は8つあります。1つ目が化学療法看護です。今のがん治療に欠かせないのが化学療法です。化学療法は抗がん剤投与になるのですが、投与中にトラブルがないかとか、副作用の緩和を医師と協力して行います。2つ目は放射線療法看護です。腫瘍に放射線を照射する治療ですが、これも副作用の早期発見と症状緩和の看護を行います。3つ目はがん性疼痛緩和です。がんによる疼痛を少しでも楽にするために薬剤の使用やマッサージなどを行います。そして4つ目は緩和ケア看護です。患者は身体的な痛みだけでなく、精神的や社会的に痛みを抱えています。看護師はこれらの痛みを緩和するケアを行います。5つ目は手術前後の看護です。がん治療は手術を行うことも多くあるので、がんセンターの看護師は手術前後の看護を行うことが多くあります。6つ目は乳がん看護です。乳がん治療では乳房を全摘する可能性があります。女性にとって乳房を失うことは大きなストレスを抱えることになります。そんな患者に寄り添い、ケアするのもがんセンター看護師の仕事です。そして最後は家族看護です。がん患者の家族も患者と同じようにショックを受けています。看護師は家族の精神的ケアや医療ソーシャルワーカーへ繋ぐ役割も担っています。