がんセンターは、がんの診療と研究を専門に行っている施設です。全国でも16カ所しかなく、高度な医療提供と、住民への情報発信や医療施設との連携に、専門医の育成などの役割を持っています。そんながんセンターで働く看護師の仕事は主に、放射線療法に化学療法と暖和療法の看護になります。放射線療法や化学療法では、副作用のケアや治療支援に、患者の経過観察など、患者に寄り添い治療を安全に遂行出来ることを援助することが看護師の仕事になります。また暖和療法では、心身的・社会的な問題などを考慮して、患者や家族のケアも行います。がん患者の苦しみを理解して、寄り添う看護が大切になります。そしてがん看護には専門分野があり、自分がどの分野でどんな看護師になりたいかを明確にしてがんセンターではたらくと、スキルアップしやりがいを感じることでしょう。明確なビジョンが無い場合でも、がんセンターには専門的知識を持って働く認定看護師が多く働いています。そんな看護師の身近で働くことで、自分のやりたい看護を見つけることが出来るかも知れません。またがんセンターはスキルアップには最適の場所です。なぜならがんセンターには、資格取得支援制度があり、スキルアップを全面的にバックアップしてくれるからです。働きながら勉強することは大変かも知れませんが、スキルアップをすることで手当も増えるので給料アップにも繋がり、やりがいを感じられることでしょう。